ISSCC 2012に参加してきました。松澤先生、宮原先生、李さん、Jamesさん、浅田さん+α、山口さん、岡田が参加しました。
岡田がSession 12.3で発表しました。JamesさんとMusaさんがSRPで発表でしたが、残念ながらMusaさんは参加できず。
Kenichi Okada, et al., "A Full 4-Channel 6.3Gb/s 60GHz Direct-Conversion Transceiver With Low-Power Analog and Digital Baseband Circuitry"
IEEE802.15.3cやIEEE802.11ad規格では1チャネルあたり2.16GHzの帯域が割り当てられており、エラー訂正など含めるとこれまで1チャネルあたり3.8Gb/sが最速だったのですが、6.3Gb/sの世界最高速を達成しました。また、IEEE規格で定められた4チャネルすべてにも世界で初めて16QAMで対応しました。
;; ちなみに某所で話題になっていましたが、電波最速はNICTと阪大による40Gb/sだそうです。 無線LSIの最速は16Gb/sです。
今回も参加者3000名越えで、大盛況でした。詳しいレポートは浅田さんがしてくれるでしょう。